【カーボン最強説】イーストンADV
アメリカの野球場でイーストンのバットを見ないことはないといわれています。
そのイーストン社がウレタンバット全盛の軟式バット市場に割って入ろうと猛烈に狙っています。
数年前からウレタン、アルミ、カーボンと技術の粋を結集しまくって製品を発表しています。
youtubeトクサンTVでウレタンバットを超える勢いの飛距離を放ち、強烈な印象のバットです。
カーボンなのでしっかりとした打感が手に残り、木製で硬式を打ち返したときに似ています。
カーボンバットの打感と弾き、ウレタンバットの飛距離を実現したバットです。
ウレタンバットの感触が今一つ気に食わないという方は一度試していただきたいバットに仕上がっています。
- 83㎝730g トップミドルバランス
- 84㎝750g トップミドルバランス
バランスはトップミドルバランス。操作性はかなり良いです。
長さは83㎝730g、84㎝750g。
どちらも持った感じずっしり感はありません。
振ってみると重心が手元に近い感じを受け、かなり振りぬきやすいです。
例えば猛暑の試合中や、競った試合終盤の疲労感でもしっかり振れる利点があります。
グリップテープがリザードスキンであるのも好感触です。
そしてグリップエンドにかけてなだらかなテーパーがあり、引手側が若干太くなっています。
このおかげで操作性が良く、引手の力を出しやすい感じを受けます。
魅力は打球。
軽く合わせた打球が鋭く飛ぶ。
ウレタンと変わらない、と言っては変ですがそんな感覚で、しっかり打感がある。
実測ではウレタンにかなわないのかもしれないですが、打感があり飛距離があるというのは、野球人の魂を揺さぶります。
試合で使いたいと思わざるをえないカーボンバットです。
イーストンADV気になる点
デザインはシンプルでカッコいいのですが、形状が真ん中から先が急激に太くなっています。
打芯部が広いのはわかりますが、グリップ終わりからのテーパーがきつくてなんだかいびつに感じます。
打感 ◎
飛距離 ◎
デザイン ◎
形 △
イーストン社バット、その他のラインアップ
イーストンゴーストX
イーストン MAKO TORQ
最近のイーストンといえばこちらを思い出す方も多いのではないでしょうか。
引手側のグリップが回転するというユニークな発想でしたが、消滅したということは支持層は少なかったということですね。
イーストン社バットの買い時
イーストンのバットは発売からしばらくすると値引きされて売られているのを見ます。
2020年4月発売のイーストンADVもネットで値引きされ販売されているのをよく見かけます。
開発力があるのか、新製品が毎年出ていて新製品が気になります。
2021年のバットはどのようなスペックか楽しみでもあります。
半面、旧モデルは格安で売りさばかれるのでこちらも注目です。
まとめ
軟式バット市場に乗り込んできた黒船、イーストン社は実力も製品も半端ではないです。
今後もいかにしてウレタンバットを超えていくかを試行錯誤してくるでしょう。
尚、イーストンのバットは試合専用ハイパフォーマンスモデルです。バッティングセンターでの使用は推奨されません。
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