ビヨンドマックスの中古って実際どうなのか?
軟式ウレタンバットが欲しいのですが高価なのでヤフオクやメルカリで中古を購入しようとしている方もおられるかと思います。
中古であれば性能が落ちていたり、耐久性が心配だったりしますよね。いざ使おうと思ったら全然ダメということがないのか不安になる方もおられるかと思います。
ヤマメは実際に中古のビヨンドマックスをメルカリやヤフオクで購入したことがありますので、参考にしてみてください。
初代ビヨンドマックス
ちなみに2020年シーズンにヤマメが使っていたのは2002年発売の初代ビヨンドマックス。
2020年時点で発売から18年経過したビヨンドマックスですが、まったく問題なく使えています。
普通の成績ですが安打も長打も打てており、まずまずとみています。
初代ビヨンドマックス発売時は軟式A球時代のバットですが、軟式M球でも問題なく使えます。
素材はエーテル系発泡ポリウレタンで高反発性が特長。水などで加水分解をおこさないため耐久性に優れたランニングシューズのソールなどにも採用されているウレタン樹脂を使用しているとされています。
中古ビヨンドマックスの問題点
グリップテープが劣化していて使えない
グリップテープはほぼ100%中古状態では使えません。ボロボロになっており、張り替えたほうがいいでしょう。グリップテープの取り換えは軟式プレイヤーでは常識の作業になっているので問題ないかと思います。購入と同時にグリップテープの用意が必要です。
劣化しているだけならいいのですが、保管状況によってはグリップテープから消しゴムのカスのようなものが剥がれて、しかも、それが床に散らかると黒く伸びて拭き取れない、という不可解な現象も起きますので注意が必要です。
打球部にヒビ割れ、キズがある
これは想定の範囲内とするしかありません。見た目に古臭さを感じてしまうだけなら我慢とするしかないのが実態です。多少のヒビ、キズは取引の事前に写真やコメントで確認したうえで購入しましょう。
汚れに関しましてはウレタンバット専用のクリーナーがあります。
どうしても気になるという方はこちらを試して見てください。
性能を信用できない
軟式球の規格変更によって2018年から若干硬くなっています。それに合わせてビヨンドマックスもGIGAKING以降のモデルが軟式M球適合として発売されています。それ以前のモデルは使えないわけではないけど専用ではないですよ、という区分になっています。
中古のビヨンドマックスでは飛ばないのではないか、という疑念が浮かび上がってしまいます。これに関しては事実新製品のほうが高性能であることに間違いないといえるでしょう。
ウレタンの違いがあるにせよ、ビヨンドマックスのメカニズムであるボールをつぶさずに飛ばすという原理は生かされているので、上手く打球部に乗せればボールは飛びます。それは新旧モデルの誤差があるにせよ性能は発揮されます。
多少の性能差があるにせよ、バットに上手く乗せることができれば飛距離が出ることに違いはありません。
好んで中古ビヨンドを使う場合
自分の体に適したバランスのビヨンドが過去のモデルにあった場合、あえてそのモデルを中古で探して購入する軟式プレイヤーさんがいます。
クーニンTVのクーニンさんはビヨンドマックスキングⅡがお気に入りでメルカリとヤフオクを駆使して同じモデルのバットをストックしていると動画で配信されています。
またクーニンさんのチームメイトさんはビヨンドマックスメガキングが相性ピッタリです。
どちらのモデルも軟式M球には対応していない時代のモデルですが、相性がいいバットなので手に持てばヒットが出てしまう感覚が染みついてしまったようです。
このように、相性がいいバットに出会えば新しいとか中古とか関係なく打てる、ということがあります。バットの選択肢としてこれしかないという方には貴重な中古モデルといえます。
まとめ
中古ウレタンバットはまだまだ使えます。
新しいモデルに性能はかなわないけど、自分と相性がピッタリであればそれをもしのぐ結果が出る場合があります。
限界まで追求して1本でも多くのヒットを打とう!
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